アロマが認知症に効果

3/6発売された週刊文春の記事によると

 

   鳥取大学医学部の浦上克哉教授が

 アルツハイマー型認知症では  まず嗅神経に異常を来し、匂いがわからなくなる。 その後 記憶障害になることが20年以上の研究の結果、わかった。そして嗅覚機能低下を 抑えることがアルツハイマー型認知症の予防や治療につながるのではないかと考え、花や木などの植物から 芳香成分を抽出した精油である アロマオイルを研究し、アロマには脳を活性化したり、鎮静させたりする 効果があることもわかったそうだ。

  鼻から入っってきた「匂いの分子 」は 鼻腔内の 嗅上皮の粘膜に 覆われた嗅細胞が キャッチする。その匂い刺激により  電気信号が発生し 大脳低部の嗅球で 整理され、 大脳皮質の嗅覚野  そして 脳の記憶情報を司る 大脳辺縁系の海馬におくられる。匂いの 情報は 嗅神経を 伝わって記憶脳に 直接訴えかける ということであり、海馬も刺激され、活性化する という 仕組みである。

 特別養護老人ホームで アロマセラピーを 行い 認知機能が 向上していたと 良い結果が…認知症の方の中には 時間の感覚が 鈍くなることもあり、昼と夜に アロマセラピーを取り入れることで改善に 役立つと。

これから 医療でもアロマセラピーの研究が 期待できますね。